いよいよです・・・梅雨(^。^)”

投稿日時:2007.06.15 (金)  04:50:55カテゴリ:工房 京竹炭

 

雨でけむった梅雨空に、炭窯の煙が溶け込んでいきます。
炭化が始まった初期の煙は、とてもイガラっぽくて、あたり一面炭焼き小屋特有のにおいが漂います。
窯の排煙口からは、クリームがかった煙がモクモク・・・。

炭焼きさんは、このころのけむりの色を「木肌色」と呼んで、実はとても価値のあるけむりなんです。
このけむりが長く伸ばしたステンレス製のパイプを通る途中に冷やされて水分が結露し、パイプを逆流、滴下してくる液体が「竹酢液」です。

わたしの窯の場合、1度の炭焼きで有効竹酢液はおよそ
150リッター採取できます。
ほんとうはもっと採れるのですが、炭化温度が高温域で採取したものは有害成分を含んだタール分が多くて商品価値がありません。
この液体を最低1年間静置、成分を安定させてから出荷しています。

右側が1年静置させた原液。
紅茶のような透明度の高い液体です。
よく市販されているものに真っ黒のものを見かけますが、タールがたっぷり含まれた粗悪品です。
左側の水みたいに見えるのは、低温蒸留したものです。
湯温70〜80度で蒸留します。沸騰させて蒸留するとこのように無色透明にはなりません。
いずれの竹酢液も光合成物質が含まれているので、陽光のもとでは色が濃くなってきます。冷暗所にストックします。


久しぶりに竹やぶに入りました。
「竹秋」と呼ぶこの季節、竹の葉が風にクルクル舞って散ってきます。
5年生くらいの竹の幹にツタがまきついて、風情はあるのですが荒れた竹やぶの物悲しさも感じました。



■コメント


野菜作りなどに使用している竹酢液の製造や品質についてよくわかりました。今後、購入時の参考にします。

投稿:山城の黄門  2007.06.15 (金)  23:29:34


有機栽培や減農薬対策に「竹酢液」はよく使われます。和束のお茶農家でも使われています。イネのいもち病や茄子などのうどんこ病にはテキメン!うちの女房殿はバラのアブラムシ対策に盛んに使っています。いまきれいに咲いて、ご近所の評判です。
ペーハーが3プラスマイナス0.1という強酸ですので、使われるときは葉面散布の場合1000倍程度に希釈してくださいね。

投稿:炭仙人  2007.06.16 (土)  05:06:53


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