竹秋

投稿日時:2008.05.22 (木)  19:09:52カテゴリ:工房 京竹炭(10)

 

竹炭を生業とするのですから、「竹」についてはいつも気になります。


上井手の道路から南側、地蔵院への道の手前付近から見ると、杉の植林山をずいぶん上のほうまで侵食した竹林がつぶさにわかります。
ちょうど今の時期は、「竹秋」という葉枯れのころで、竹藪の部分が枯葉色をしているのでよくわかります。
放置された竹藪は1年で元の面積の7%ほどの広がりを見せるのですから、根の深さが同じような杉やヒノキの植林山はひとたまりもありません。(7%の銀行金利なら、10年据え置きの複利計算で元金の倍!)
写真の中央部分に、一本白い樹木が見えますが、あれは、竹よりも根が深い広葉樹のスダジイです。

枯れて散る前の竹の葉と、新しくでた若い葉が混在するのが「竹秋」の特徴です。

鬱蒼とした放置竹林は、昼なのに入るのも引いてしまうほどの不気味ささえ感じます。

それでも、こんな破竹のタケノコを見るとなんとなくホッとしてしまいます。孟宗竹の、いわゆる「タケノコ」より破竹のタケノコのほうがおいしいと好む人も少なくありません。

竹薮、視点をちょっと変えてみたら井手の財産・・・・・・。
タケノコを採って、親竹の役目を終えた不要竹は竹炭に・・・・。

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ほんまに梅雨かいな?

投稿日時:2007.06.17 (日)  02:51:24カテゴリ:工房 京竹炭(10)

 

入梅宣言はウソかいな!
降るときには降ってもらわんとあかんで〜って
カエルはどことなく元気がない。


炭窯も温度がぐんぐん上がり、最後の仕上げどころに入りました。火入れから6日目です。
かた〜い良い炭にするためには、炭化の最終段階で「精錬」(炭焼きさん用語で練らしともいいます)を行います。

窯の口を開けて酸素をタップリ入れると窯の中は見る見るうちに真っ赤になります。ところどころで青白いガスがチロチロ噴出します。見つめていると、幽玄の世界に迷い込んだようでついつい見とれてしまいます。
初めてこの作業を見た人は「全部燃えてしまうがな!」って不思議におもわれますが、灰化するのは極々一部で、キンキンの硬い炭を出すためにとても大切な作業なんです。



良い竹炭は上の写真のようにツルッとしていて硬く、叩くとキンキンと金属音がします。電気の通電性も高くて見分けるのにテスターを使ったりします。ちなみに、エジソンの電球のフィラメントは、この通電性を応用したもので、長岡の真竹が使われました。竹炭の新しい用途として使われた始まりです。
下の筋がいっぱい入った状態の竹炭は、水分を含んだ青い竹をそのまま焼いたもので、細かく砕いて調湿や脱臭などの用途に使います。

2007年問題・・・。最近、やはりリタイヤ組の人たちが多いのか「炭焼きを教えて・・・。」ってよく問い合わせがあります。
一人でも多くの人が竹炭を焼き始めてくれたら、荒廃した放置竹林の浄化にもなるでしょうし、地球温暖化の元凶といわれるCO2の固定化にも寄与できることですから、大歓迎です。

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いよいよです・・・梅雨(^。^)”

投稿日時:2007.06.15 (金)  04:50:55カテゴリ:工房 京竹炭(10)

 

雨でけむった梅雨空に、炭窯の煙が溶け込んでいきます。
炭化が始まった初期の煙は、とてもイガラっぽくて、あたり一面炭焼き小屋特有のにおいが漂います。
窯の排煙口からは、クリームがかった煙がモクモク・・・。

炭焼きさんは、このころのけむりの色を「木肌色」と呼んで、実はとても価値のあるけむりなんです。
このけむりが長く伸ばしたステンレス製のパイプを通る途中に冷やされて水分が結露し、パイプを逆流、滴下してくる液体が「竹酢液」です。

わたしの窯の場合、1度の炭焼きで有効竹酢液はおよそ
150リッター採取できます。
ほんとうはもっと採れるのですが、炭化温度が高温域で採取したものは有害成分を含んだタール分が多くて商品価値がありません。
この液体を最低1年間静置、成分を安定させてから出荷しています。

右側が1年静置させた原液。
紅茶のような透明度の高い液体です。
よく市販されているものに真っ黒のものを見かけますが、タールがたっぷり含まれた粗悪品です。
左側の水みたいに見えるのは、低温蒸留したものです。
湯温70〜80度で蒸留します。沸騰させて蒸留するとこのように無色透明にはなりません。
いずれの竹酢液も光合成物質が含まれているので、陽光のもとでは色が濃くなってきます。冷暗所にストックします。


久しぶりに竹やぶに入りました。
「竹秋」と呼ぶこの季節、竹の葉が風にクルクル舞って散ってきます。
5年生くらいの竹の幹にツタがまきついて、風情はあるのですが荒れた竹やぶの物悲しさも感じました。

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やまぼうしは今が満開!

投稿日時:2007.06.09 (土)  20:06:34カテゴリ:工房 京竹炭(10)

 

自然のまんまのやまぼうしは、山間路をドライブしていると道からうんと離れたところでひっそりと咲いているものなんだけれど、「たくみの里」に植えたやまぼうしは至近距離で咲いています。木全体が真っ白にみえるほどに満開です。
やがて赤い実がなって、しんぼうしんぼうの後でそのまんま食べるか、焼酎づけにして楽しむか思案のしどころとなるのです。


そうそう!
マタタビの葉が白く色づいてきました。
まるで「ここにいるよ!」って、一生懸命アピールしているように見えます。

つかれきった旅人が、この実を食べて元気を取り戻し、また旅を続けるというマタタビです。
猫にこの実をあたえるとそれはもう大変!からだを擦り付けて、チョイチョイと手で転がして、しまいには口で舐めつくしてまるで気が狂ったよう。
この実も収穫時にはマタタビ酒となります。
からだがホカホカします。元気にナリマス・・・。

窯に竹を立て込みました。

そして火入れ・・・・

これから窯の中でおよそ1週間、竹はじっくり炭化するのです。
すこ〜しづつ竹炭についておはなししてみましょうか・・。。
次回をお楽しみに・・・・。

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今満開!ちょっと珍しい花です

投稿日時:2007.05.26 (土)  03:58:42カテゴリ:工房 京竹炭(10)

 

アカシアの花、黄色でこまかいのがいっぱいつくのはミモザとも呼ばれてよくみかけますよネ。
ニセアカシアの花は、房のように咲いて香りもいいのです。裕次郎の歌に出てくるアカシアは、きっとこっち。でも、白い花のようです。



北海道でも白いのはよく見かけたのですが、4年前に植えた「たくみの里」のニセアカシアはごらんのようにあわ〜いピンクで、ちょっと珍しいのです。
いい香りが漂ってます。
ときどき通りすがりの車が停まって写真を撮っていかれます。
ちょうど「今」なんです。
おかげさまで、「たくみの里」新緑の祭りは大勢のご来場をいただき、盛況でした。ありがとうございました。秋にはまたお待ちいたしております。
ホトトギスとウグイスが競演!
ホーホケキョ、ケキョケキョ・・・
テッペンハゲタカ、トッキョキョカキョク・・・・
祭りの後の静けさのなかで、鳥の声だけがとても賑やかです。

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こんなん作ったけど・・・ってか?

投稿日時:2007.04.09 (月)  20:48:37カテゴリ:工房 京竹炭(10)

 

「竹を割ったような・・・」って、まっすぐな性格の人のことを表現しますよネ。
でも、本当は陽の当たる側と反対側とで繊維の育つスピードが異なって、竹はねじれながら伸びていきます。
上質の竹炭を焼くときに、このねじれを修正する必要があります。そのためにわたしの窯では切りたての青い竹を180度程度の温度で4日間燻します。
燻した竹は、ときどき素晴らしい光沢に仕上がります。
ときどき遊びに来られるおふたりのかたが、あるとき「これちょうだい」って持って帰られたのですが・・・・・・・・


「こんなん出来たよ・・」って、今日・・・・。
まあ、なんと見事な銀閣寺と錦帯橋!!!
ちなみに、ペイントは一切されていません。すべて燻した竹そのまんまの色です。
とりあえずお預かりして、私の工房に飾らせていただきました。
ほかにも5重の塔や大阪城も・・・・
5月20日の「たくみの里祭り」には展示させていただきますのでご覧くださいナ! 

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もうちょっとやね!その2

投稿日時:2007.04.07 (土)  19:53:06カテゴリ:工房 京竹炭(10)

 

もうちょっとやね、食べられるのは・・・・・。
今年はやっぱり早いのです。
タラの芽は山菜の王様って言うけど、ふつうなかなか採れないからじゃないかなって・・・。
でも、い〜っぱい採れるんですよ。ここでは・・・・・。
私がおいしい!って思う山菜はほんとうはタラの芽よりもコシアブラ!ほんの一瞬しか採れないので貴重品です。見つけたら写真アップします。もうすこし先になりそうです。

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もうちょっとやね!

投稿日時:2007.04.07 (土)  04:56:32カテゴリ:工房 京竹炭(10)

 

花便りが盛んですネ・・・。
玉川あたりでは満開のこの時期、井手の最果て標高350メートルのここ「たくみの里」ではようやく開花宣言です。
勝手に決めた標準木に、チラホラ花が咲き始めました。
木蓮の開花も遅れます。

開こうとオモイッキリがんばってるのデス、ハイ!

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竹の子の市が始まりました

投稿日時:2007.03.29 (木)  20:29:40カテゴリ:工房 京竹炭(10)

 

竹炭のおおもととなる竹の子についてはやはり気になります。
昨日(28日)山城町(オット木津川市になったのですね)棚倉の農協で、今年の竹の子の初セリが行われました。
井手の竹の子農家さんたちも、ここの市に持ち込まれます。
暖かな冬だったので豊作かな〜と思っていたのですが、「今年は不作かも・・・・」の声もあってちょうっと心配。
それでも800キロほどの持込でちょっとばかり安値。
1キロ2000円程度が高値競り落としだったようです。

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春の訪れ

投稿日時:2007.03.22 (木)  21:43:41カテゴリ:工房 京竹炭(10)

 

 匠の里にも春が訪れています
鶯のさえずりも元気 名前は知りませんが
若草色と黄色の混じった綺麗な鳥が 匠の里を飛び交っています

 桜の蕾はまだ固いですが 赤ちゃんが万歳してるような
木蓮の蕾が膨らんできました

 お天気のよい日は外で日向ぼっこ♪
青い空と美味しい空気 それに鳥のさえずりが楽しめますよ

 釜の火も元気です!!


http://blogs.yahoo.co.jp/takuminosato123/folder/115484.html

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